あの日以降…
或る日、出勤のため地下鉄に乗ろうとホームへの階段を降りると
ちょうど車両のドアが開いた状態で停車していた。
結構混んでいたが、ラッキーとばかりに乗車したら
なんとなく視線を感じ、なんでだろうと違和感を覚えた。
しばらくしても、ドアは閉まらず停車したまま。
相変わらず視線を感じるし
何があったか? どうしたんだろう?
何気に周りを見ても、目があうし…。
しばらくすると車内やホームにアナウンスが流れました。
『地震が発生したので、確認のため停車しています』
そうか!
みなさん不安で動揺してたのね…
私は小走りで駅にたどり着いたので地震が起きたのを知りませんでした!
いやはや、あの日以降すっかり地震が生活に影響を及ぼしています。
5分以上経ったか? やっと動き出し
一駅、二駅目の途中…
まだチラ見される…
よく見ると…
あれっ?
周りがみなさん女性!
実施時間帯からは、かなり外れているのに
どうやら地震発生の遅延により
“女性と子どもの安心車両”
なるものに乗ったようで…
なんとバツの悪いこと、変質者?のように見られていたか!?
いつもの降車駅の手前で、また地震のため停車。
すごすごと地下鉄を降り、そこから歩いて出勤することに…
長年、車通勤していたので
まだ地下鉄通勤は馴れないっス。
※「女性と子どもの安心車両」実施時間帯である「平日始発~午前9時」以降の話です。念のため。